こんにちは。院長のすなみです。

2024年も早いもので1月が終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は２０２４年の個人的な目標を３つたてました。勝手に紹介させていただきますと、

①肌治療を行う

今まではHIFUやボトックス注射以外には積極的に治療をしていなかったのですが、だんだんとシミも毛穴も気になってきて、肌の治療をしなければならないなと強く感じています。

②筋トレの再開

若返りのためには筋トレは欠かせません。男性も女性も共通だと感じています。そして健全な精神は健全な肉体に宿るということで、摂生と自分の追い込みを再開したいと思います。

③本読み

私はどちらかというともともと本を読むほうなのですが、開院前は忙しくなかなかその時間が確保できていませんでした。

本を読むことと旅行に行くことは人生を豊かにする２大習慣であると確信しております。旅行にはなかなか頻繁にはいけないため、まずは本読みから再開しようと考えております。

12か月しかないうちの1か月が終わってしまったという危機感がものすごいですが、

そろそろ本題に入らせていただきます。

医療HIFUとは

数年前からよく耳にするようになったハイフですが、そもそもどのような治療かご存じでしょうか。

まずはその仕組みですが、HIFUとは

High Intensity Focused Ultrasound

の略称で、超音波を単焦点で集中的に照射することで、熱エネルギーを発生させます。

短時間で肌のリフトアップやしわ・たるみの改善、引き締め等の効果が期待できる施術で、

「切らないリフトアップ」として注目され、人気の施術となっています。

たるみ予防にはなるが、見た目には変わらない？

お客様とお話しをしているとよくこのような話を伺います。

「ハイフはしたことあるけど、全然効果がわからなかった」

「痛いだけで全然効いた感じがしなかったのでもうしたくない」

これに関しては半分正しく半分正しくないといったところでしょうか。

その理由は大きくふたつあると考えています。

まずHIFUは歴史が古く、技術としてはかなり昔からあるものです。美容医療の領域で活用されるようになったのはここ10数年の話ですが、機械の改良も数年に一度行われており、改良のたびにより痛みの少ない、より効果的な機器が発売されてきました。数年前の機器よりも最新機器のほうが効果が高いというのは言うまでもありません。

次にお顔には個人差がありますので、お一人おひとりに最適化した照射を行う必要があります。全国統一で作成されたマニュアル通りの照射では必ずしも効果を実感できないのです。

大手クリニックによる美容医療低価格提供の功罪

近年、美容医療施術の価格の低下は著しいものがあります。

この低価格化については良い面と悪い面が存在しています。

良い面としては何よりも、多くの方にとって身近な存在になったということです。私も前職時代は大変多くのお客様に美容医療をお届けすることができたと自負しておりますし、実際にいままで興味がなかった層の方にもたくさんご来院いただくことができました。

一方で、低価格になるということは、会社からすればその分より多くのお客様の対応をしなければ利益が減ってしまいます。そのためにはスタッフの人数も必要になりますし、多くのスタッフが均一な技術をもって、かつベテランでも新人でも同様の効果になるような、きわめて安全の範囲にとどまった施術を行うようになります。

つまり、施術の効果を最大化できないレベルでの、照射の完全マニュアル化が推進されていくのです。

当院では最新機器でのオーダーメイド照射が基本

当院ではウルトラフォーマーMPTという機器を導入しています。岡山はもちろん、中四国でも導入数はまだ少ない最新の機種です。

私は過去に様々な機種でHIFUを受けた経験がありますが、その私が数ある最新機種を体験し、その中から選び抜いた機種です。痛みは最小限なのに効果は最大限感じられる理想の機器と感じています。

加えて、当院の美容ナースは経験豊富なスタッフが多く在籍し、お客様のお顔について私と議論をして、時に私もディレクションを行いながら、オーダーメイドで当て方を調整しています。脂肪溶解リニアも同時に照射します。

脂肪を減らしたいところはしっかり脂肪減少、引き締めたいところは引き締め、部位ごとにパワーもモードも変えて照射します。

そうすることで今のところ、もちろん効果には個人差があるものの、ほぼすべてのお客様に効果を実感いただけています。

HIFUは外科治療にも劣らない魅力がある

「HIFUだけでは二重顎は改善しない、脂肪吸引が必要です。」

「引き締めにはなるが、引き上げるには糸リフトが必要です。」

このような説明は確かに間違ってはいないと思いますし、私も大手時代にはそのように説明を行っていた時期があります。大手時代は、HIFUのみでお客様にしっかりと効果を感じていただけていたという実感が、正直なところなかったためです。

しかし今、クリニックを開院してからはHIFUの有用性を肌で実感しており、必ずしも手術ではないと考えるようになりました。

中途半端な外科治療を行うよりも、きちんとHIFUを行うほうが有用かもしれません。

手術は怖い、ダウンタイムも取れない。

手軽で痛みも少ないなら試してみようかな。

そのような方のほうが実際は多いはずです。そのお声に寄り添い、そして実現し効果を出す。

それが私たちが目指す、貢献する美容医療です。

まとめ

今回はHIFUの仕組み、考え方と、最も効果的な使用方法をお伝えいたしました。

そして、美容医療におけるこれまでのHIFUの立ち位置と、これからのHIFUの有用性について、私の考えを述べさせていただきました。

当院のウルトラフォーマーMPTを用いたオーダーメイドハイフで、多くの方の人生に貢献できるよう、これからも日々研究を重ねてまいります。

お悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談へお越しください。